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LEIPS装置の紹介LEIPSとは? 2012年に京都大学化学研究所の吉田弘幸博士(現千葉大学教授サイト)が新しく開発した低エネルギー逆光電子分光法LEIPS(Low-Energy Inverse Photoemission Spectroscopy)により、世界で初めて直接的に高精度なLUMO準位測定が可能となりました。 弊社は京都大学(株式会社関西TLO)との間で知的財産に対しての「実施許諾契約」を締結し、製品化いたしました。 ■LE-1の特徴逆光電子分光法の低エネルギー化により、高精度LUMO準位(電子親和力)の測定を実現しました。【試料損傷の大幅低減】 ●照射電子の運動エネルギーを有機分子の損傷閾値とされる5eV以下とします。 【高精度LUMO準位測定】 ●デバイスと同じ薄膜試料測定可能。 ●伝導に関わる準位に電子を緩和し直接測定。 ●光電子分光法(XPS,UPS)と同等の精度実現。 ●エネルギー分解能0.5eV以下。再現性0.1eV以下。 ●測定された光スペクトルは状態密度を反映。 【簡単な装置操作】 ●超高真空仕様(10-8Pa台)ながら、試料搬送・排気・測定の操作が簡単なタッチパネル操作で自動 で行えます。 ●試料基板を4枚ストック(バッファー室)することにより効率的な測定が可能です。 【簡単な計測操作】 ●標準装備のLEIPSソフトにより、簡単な操作で自動計測および電子親和力の計算ができます。 【利便性・拡張性】 ●光電子分光法(XPS,UPS)とのドッキング、蒸着装置の増設などを標準で対応できます。 ●大気暴露せずに試料基板搬送可能なキャリアボックス標準装備。 照射電子の運動エネルギーをおよそ5eV以下として近紫外光検出とします。 ●有機試料の損傷回避 ●高感度の光電子増倍管の採用が可能となります。 ●Isochromatモードの採用により、高感度・高エネルギー分解能の誘電体多層膜バンドパス フィルターによる分光が可能となります。 ●電子銃のカソードにエネルギー分解能の高いBaO採用。 |
項目 |
従来のIPES |
LEIPS |
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照射電子の運動エネルギー |
5~15 eV |
≤ 5 eV |
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検出光波長 |
紫外光 |
近紫外光 (200~400nm) |
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光検出器 |
フィルター |
SrF2,CaF2 等 |
バンドパスフィルター |
検出エネルギー |
≥ 10eV |
~5eV |
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エネルギー分解能 |
0.4~0.8eV |
~0.2eV |
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検出感度 |
low |
高い |
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電子銃 |
カソード材料 |
W 等 |
BaO |
エネルギー幅 |
0.6~0.7 |
~0.3eV | |
システム分解能 |
0.7~1.1eV |
≤ 0.5eV |
|
システム感度 |
低い |
高い |
|
有機材料の損傷 |
深刻 |
観測されず |
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